コロナウィルス感染拡大の影響から前期の授業が後期に持ち越しとなっていますが、今年度から東京純心大学で合唱音楽の授業を持たせていただくことになりました。
高校を卒業して、一時、文学部に入学した時から(半年で休学して芸大受験をすることになりましたが)大学での教育にあこがれを抱いていました。
僕の中での大学のイメージは、自分とは違う分野を専門的に勉強している学生、またそれを教授している先生と出会うことができ、自分の想像力と行動力をたくましくすれば様々な知識に無限に触れることができる場所。
とにかく音楽を通じて色々なことに触れ、学ぶことを渇望していた自分にとっては理想の場所でした。今でもその気持ちは変わりません。
僕が音楽をする理由(やめない理由)は、それがなければ触れることがなかった知識、場所、人と出会うことができるから。それにつきます。
東京純心大学には、看護学科とこども文化学科があり、看護師や保育士など、現代社会に欠かすことができない大切な人材を育成する場所です。
合唱は、自分の声と他人の声のどちらも尊重しなければ成立しません。自分の声を大切に、他人の声を尊重して生まれるハーモニー。それが誰かに伝わり、心を動かし人生を前向きにすることができれば最高です。
心を開き、本質的に認め合える場を作るのに必要なこと。勉強中です。
僕に何をすることができるのか、何を伝えることができるのか。
楽しみです。