2019.12.1 市原市楽友協会 グノー《聖チェチーリア荘厳ミサ曲》

本日は市原にて、来週に本番を迎えるグノー《聖チェチリア荘厳ミサ曲》のリハーサルでした。私はバスソロを担当します。

そう多く取り上げられることのない作品だと思いますが、今年はこの作品を演奏するのは二度目となります。

メンデルスゾーンと出会い、バッハやそれ以前の作曲家に開眼したグノー、一方でオペラ作曲家としてのグノー。それぞれの魅力の詰まった作品です。エネルギッシュな楽団との本番、楽しみです!!!

鎌倉の紅葉

鎌倉駅から八幡様への道中は商店が賑やかですが、幕府のあった八幡様を東へ抜けるとひっそりとした雰囲気。

鎌倉は守りの地だなと実感させられます。

フォーレの《秋》や橋本国彦《落葉》のように、秋の夕方は古の昔を思うのによい季節ですね。

ひっそりと佇む頼朝公の墓

2019. 11.16 富岡製糸場コンサート 終演

世界遺産の富岡製糸場首長館にてコンサート無事終演致しました。

プログラムは、フランスに縁のある140年前のアップライトのスタンウェイにちなんでフランスと日本をテーマにフォーレ、ラヴェル、橋本国彦、松平頼頼らの歌曲を取り上げました。

文明開化、殖産興業、富国強兵…。明治以降の音楽を学ぶ上でもよく耳にする言葉。

日本人はアジアでいち早く西洋に習い、また西洋への憧れを持ちながら国を発展させてきました。と、教科書的なストーリーを当たり前のものとしてきましたが、実際に富岡製糸場のスケールや一世紀以上前の工業機器を見ると、それらの技術が日本の経済に及ぼした変革の大きさに驚かされました。

富岡製糸場で一番最初に用いられた機械もフランス製とあれば、当時の日本人たちがフランス文化に抱いた憧憬も想像に難くありません。

時代は驚きや感動と共に動いている。そうしたことに肉薄できるのも芸術のもつ力なのかなと大それたことも考えてしまう本番でした。

スイス、バーゼルで歌曲伴奏でマスターを取得された須郷愛未(すごうあいみ)さんのピアノ。彼女はスイスでリートと日本歌曲の比較研究をされたそうです。

須郷さんとの演奏は稽古の時から刺激的で、改めて自分の中の「歌曲愛」に気付かされました。

地元の新聞に取り上げていただきました!

2019.11.4 松江プラバ少年少女合唱隊定期演奏会2019 終演

客演させていただいた「松江プラバ少年少女合唱隊定期演奏会2019」、無事終演いたしました。私はミュージカル《ライオンキング》のムファサ役を務めさせていただきました。私以外の役はすべて子どもたち(幼児〜高校生)が務めています。松江プラバ少年少女合唱隊は、毎年の定期演奏会でミュージカルを上演しており、私もこれまで《サウンドオブミュージック》のトラップ大佐役を含めて学生時代から四度共演させて頂いてきました。今回五度目の共演。幸せです。末っ子グレーテルを演じていた子が中学三年生に、高校生の時に共演した子が芸大大学院に合格したりと、みんなの健やかな成長に何とも言えない喜びを感じつつ、私自身は直前の2日間からの合流でしたが、笑顔の絶えない稽古場で、子どもたちは歌うこと、表現することが楽しくてしょうがない様子。幼児から高校生まで在籍し、普段はリトミック・小学生・中高生とグループがありますが、本番の際には学校や学年を超えて、小さい子はお兄さんお姉さんに憧れを持ち、また年長の子は年下の子たちを見守る雰囲気もこの団にとってはごく自然なことのようです。中高生ともなると、主要キャストでありながら、自ら率先して影棒を振り、また舞台全体を把握しつつ小さい子たちが無事に舞台に乗れるように導いてあげるという、プロの舞台人顔負けの視野の広さをもちつつ仕事をやってのけます。私は客演の身でありながら、指導するなんておこがましく、合唱隊の一員になったつもりで本番を迎えました。そして、このプラバ少年少女合唱隊は、今年度イタリアで開催されたセギッツィ国際合唱コンクールで見事入賞の快挙を遂げられました。少年少女合唱団は、環境や指導者を良い酵母として、団員の子どもたちが醸成していく場であることに気付かされました。美味しく発酵、継ぎ足し継ぎ足し…。島根の尊敬する合唱団です。

SiriuS始動

10月18日に沢山の方々に支えられてSiriuSのプレライブを終え、いよいよ活動が始動しました。

TwitterInstagramFacebookに加えて日本コロムビアホームページ内にSiriuS特設サイトが開設されました。

SNS、特設サイトにて情報を発信して参りますのでフォロー&チェックの程よろしくお願い致します。

https://twitter.com/SiriuS_SingS?s=06

https://instagram.com/sirius_sings?igshid=1468s1ehu1i7

https://m.facebook.com/profile.php?id=104048154311818&ref=content_filter

https://columbia.jp/artist-info/sirius/

合唱団さきたま「バッハとブルックナー」終演 Bel Canto×Bach

無事終演いたしました。

最近のマイブームはYouTubeのチャンネル「This is opera」 。学生時代の師匠ピリウッチ先生はスカラ座などでも活躍されたバス歌手で、今では廃れつつある録音時代以前のベルカントの技術をとても大切に、じっくり時間をかけて教えてくださいました。私自身が学生時代にその技術を体得できたかというと答えは否です。

しかし今、色々なジャンルの歌にアプローチさせていただくなか、その時の教えの普遍性、合理性に気付かされています。

「声のチェンジは意図的に作るものではなく、自然と為るもの」「赤ちゃんの鳴き声のような声」「舌と口蓋の距離は2mm」…

Enrico Caruso、Benimiano Gigli、Mattia Battistini、Tita Ruffo、Cornel Mac’neil etc

彼らの輝かしい声の秘密はなんなんだろう…

この疑問に立ち返りながら、今抱えている作品たちと向かい合っています。

バッハの音楽はとても器楽的でありながら言語的。よい声楽技術に支えられながらテキストにアプローチした時にバッハが少しだけこちらを振り向いてくれたような感覚を経験しました。

サントリー地域文化賞

昨日9/27、滝廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール出場者として、また水害にあった大分県竹田市の音楽ホール再建に向けたチャリティコンサートシリーズkonzet KOJO出演者として、サントリー地域文科賞を受賞した大分県竹田市「滝廉太郎記念音楽祭」の受賞記念パーティーに出席しました。
竹田市は滝廉太郎が幼少期を過ごし、荒城の月のモチーフになった岡城址のふもとにある風情ある町。地元のお菓子屋さんや素晴らしい商工会の若者たちをはじめ、地域の皆さんが地域の歴史や文化を守っています。
被災した音楽ホールもグランツ竹田として立派に生まれ変わりました。
私もこれまで竹田市では節目節目で歌わせて頂き、第二の故郷のような町です。他に受賞したのは函館西部地区バル街
上三原田(かみみはらだ)歌舞伎舞台操作伝承委員会
冨田(とんだ)人形共遊団
高千穂の神楽地域の人々に支えられた文化のもつパワーを感じました。
受賞された皆様、おめでとうございます!!!

2019.9.28 バッハとブルックナー

9月28日(土)合唱団さきたまの演奏会にソリストとして出演いたします。

ブルックナーの《レクイエム》と「死」テーマとするバッハのカンタータ4番及び150番。

身近な人の死から感じるのは、その人の生が僕に与えてくれた意味。

聖書の物語では、イエスの死が私たちに様々なメッセージを伝えてくれます。

慌ただしい日々が続いていますが、死について、少し落ち着いた気持ちで考えながら、今週末を迎えたいと思います。

 

J.S.バッハ《カンタータ4番 BWV4》

《カンタータ150番 BWV150》

A.ブルックナー《レクイエムニ短調 WAB39》

指揮 岡本俊久

ソプラノ:中江早希

アルト:山下未紗

テノール:渡辺大

バリトン:田中俊太郎

管弦楽:アンサンブル・アルス・ノヴァ

オルガン:梅干野安未

入場料:2500円

狭山市市民会館大ホールにて14時開演です。

20190629

2019.10.18 SiriuS Prelive~Beginning Place~

2019年10月18日(18:30open 19:30start) 渋谷イープラスリビングルームカフェ&ダイニングにてSirius Prelive~Beginning Place~に出演いたします。

チケット一般発売は9月14日12:00からになりますが、先行して告知させて頂きます。

【日時】
10月18日(金)
open 18:30 start 19:30

【料金】
前売 全席指定 \3,000(税込、飲食代1フード1ドリンク別途)
当日 全席指定 \3,500(税込、飲食代1フード1ドリンク別途)

【出演】
Sirius(シリウス) 大田翔・田中俊太郎

チケットのお求めはイープラスまで!

ここからはじまるSiriuS

スタート地点です

シングインメサイア 終演

シングインメサイア、無事終演しました。

今回はエリザベスサンダースホームへのチャリティを目的とした公演でしたが、開演前の舞台袖で安田祥子さんと再会することができました。
安田さんとは、川崎童謡の会、海の見えるホール、H.ヴォルフ《イタリア歌曲集》、ヘンデル《メサイア》と様々な音楽を通じてのご縁があります。偉大な先輩(というのもおこがましい…)との再会に、只々感謝の気持ちで本番を迎えました。
今回の指揮者は芸大学部の同期、新見準平(バリトン)くん。今は大分と東京を拠点に演奏、教育、合唱・オーケストラの指揮と活躍をしています。15年来の友人の立派な指揮姿に胸を熱くしつつ、とても楽しい本番を過ごしました。
《メサイア》は演奏していて最も楽しめる作品の一つですが、今回始めて客席のお客様も一緒に歌うシングインを経験させて頂き、さらにこの作品の魅力を感じました。
世にオラトリオ多しといえども、お客様が言葉を持ち、声を持ち、音を持って、劇場が成立する作品はなかなか無いのではないでしょうか。
《メサイア》はそれだけ、物語を共有する力をその音楽に秘めている。そんなことを感じた本番でした。

また、歌いたいです!!!